ヘルシーファン.ねっと

健康な生活を維持するために必要なこと、必要な情報をお届けいたします。

シェーグレン症候群とは?気になる症状や治療法をご紹介!

あなたは、シェーグレン症候群といった病気をご存知でしょうか?

シェーグレン症候群とは分泌物の低下などが原因となって起こる、自己免疫疾患のことを指します。

この病気は中年の女性にかかる確率が高く、症状としては口が渇いたり、目が乾く、または関節が痛むなど、日常生活を送るうえで何ら珍しいことではない身体の不調と重なることが特徴とされています。

眼や口の乾きなどの症状は誰にでも起こりうるものですし、年齢とともに関節が痛むことも決して珍しいことではないため、その症状は軽視されがち。

しかしその症状がもしもシェーグレン症候群によるものであれば、対処や治療法が必要になってくることも。

今回は、そんな症状が出てきた時に注意したい「シェーグレン症候群」という病気についてご紹介!

シェーグレン症候群の原因や症状、また、治療法などを詳しくまとめてみましたので、さっそくご覧ください。

 

f:id:master3954:20170714145912j:plain

 

シェーグレン症候群って?

シェーグレン症候群とは、1933年にスウェーデンの眼科医であるヘンリック・シェーグレンの論文によって明らかとなった、自己免疫疾患の一種。

自己免疫とはもともと私たち人間の身体に備わっている免疫機構のこと。

私たちの身体は日々、唾液や鼻水などが分泌されています。

この分泌物の働きにより、風邪やウィルスなどが体内に侵入しようとしても、唾液や鼻水などの分泌物があるおかげで、私たちの身体は基本的に守られています。

目に異物が侵入しないように涙腺が働くのも、自己免疫機構の働きによるものであり、自己免疫は私たちの身体を守るのにとても大切な役割を果たしているのです。

シェーグレン症候群はその自己免疫が正常に行われなくなってしまう病気なので、全身の分泌物の低下が原因となって、全身のあらゆる部位に障害をきたします。

そのため、目であれば涙腺、口であれば唾液腺の分泌物が低下していき、健康状態を維持していくことが困難に。

 

症状や特徴について

・口が渇く
・唇が乾燥している
・目が渇く
・1日何度も目薬を差すようになった
・関節が痛む
・手先が痛む
・陰部に痛みを感じる

 

このように、シェーグレン症候群の症状や特徴は全身に現れます。

目による症状に関しては目の乾きといったドライアイ症状や、目がコロコロするなどといった、目の中に異物が入り込んだ感覚等があげられ、シェーグレン症候群にかかる多くの人がこうした症状を訴えます。

 

f:id:master3954:20170714150014j:plain

 

そのほか、関節などが痛むケースも非常に多く、身体の関節が不特定に痛むケースもありますが、関節による痛みは比較的軽度であるため、重度の病気を心配する必要性は少ないと言えます。

 

何が原因で起こるのか?

シェーグレン症候群にかかるハッキリとした原因は未だわかってはいませんが、考えられる原因として、ウィルス・遺伝・女性ホルモンの何らかの異常などが考えられます。

 

シェーグレン症候群にかかりやすい人の特徴

シェーグレン症候群にかかる人の特徴を調べてみたところ、なんとシェーグレン症候群は女性がかかりやすい病気であることが明らかに。

これは女性ホルモンが大きく関係しているからだとの仮説からきており、特に40歳を過ぎたあたりの女性に多く目立ちます。

40歳を過ぎると、女性ホルモンは減少していく傾向にあるのも、理由の一つのようです。

ただし、はっきりとした理由は定かではありません。

 

注意したい合併症

シェーグレン症候群そのものが軽度であったとしても、注意したいのが合併症です。

実はシェーグレン症候群にかかると同時に、膠原病(こうげんびょう)になる恐れがある可能性があるのです。

膠原病といっても症状は様々で、リウマチであったり、レイノー現象(寒さが原因で手先が白くなる)などが代表的とされています。

膠原病の初期症状は風邪に似ているため、早期発見が難しいとされていますが、特に関節などに痛みや違和感を感じる場合は、膠原病の可能性を疑ってみましょう。

 

治療法について

シェーグレン症候群による治療法ですが、完治させる治療法といった点では、いまだ方法が見つかっていないようです。

そのため、厚生労働省もこのシェーグレン症候群を「難病」と指定しています。

「完治」という点では治療法はありませんが、前述でご説明した通り、シェーグレン症候群には様々な症状があります。

関節・口の乾き・目の乾燥等、それぞれの症状に合わせて、投薬により症状を緩和させるなどの治療法はありますので、いずれにせよ専門の医療機関で正確な診断を受けることが重要です。

 

放って置かないで!まずは診断を

治療法や解決法がまだ見つかっていないシェーグレン症候群ですが、以下のような症状が現れ始めたら、まずは専門の医療機関に診断へ行きましょう。

・口が渇く(水分補給をしたしないにかかわらず)
・トイレに行く回数が以前より増えた
・湿疹が出来やすくなった
・目の乾きが続くようになった
・鼻血が出る
・鼻が渇く感覚がある

 

まとめ

このように、シェーグレン症候群の可能性である場合のサインは意外と多いものです。

口の乾きなどは日常生活を送るうえで起こり得ることなので判断が難しいかと思いますが、例えば口が渇くせいで唾液が不十分になり、喉に痛みまで出てきた・・なんていう場合は要注意。

シェーグレン症候群は早期発見が大切になってきますから、少しでも異変を感じたら、まずは専門の医療機関へ診断を受けるようにしましょう。