ヘルシーファン.ねっと

健康な生活を維持するために必要なこと、必要な情報をお届けいたします。

コーヒーがもたらす尿酸値への効果について

現代の日本に強く根付くようになったコーヒーですが、みなさんはコーヒーをよく飲まれる方ですか?

コーヒーを飲むことで尿酸値の数値を下げることが出来る、という一説がある中で、いやいや、コーヒーは良くないよ、といった一説も存在するようです。

でも、一体どの説が本当なのか、いまいちよくわかりませんね。

そして本当に尿酸値に効果があるのであれば、是非試していきたいところ。

今回はそんな尿酸値とコーヒーの関係性について詳しく調べてみましたので、さっそくご紹介していきたいと思います。

 

f:id:master3954:20170318171755j:plain

 

尿酸値とは?

まず、尿酸とは私たち人間の身体の中に存在するもので、主にプリン体から作られています。

わかりやすく言うと、エネルギー代謝の際に出来た体内の「ゴミ」のことを言います。

通常この尿酸は、便や尿などと一緒に排出されますが、何かが原因で身体のバランスが崩れると、体内に尿酸が残ったままになります。

この尿酸の濃度が「尿酸値」となるわけです。

尿酸値は一般的に男性の方が数値が高いとされています。

これは女性の方が尿酸を排出出来るエストロゲンというホルモンが備わっているためです。

ただしこのエストロゲンは閉経後に減っていくホルモンなので、その後の尿酸値は高くなっていくことが一般的です。

(ちなみにプリン体とは、動物性食品に多く含まれているもので、私たちの細胞の核を構成する「核酸」というDNA、RNAの主成分のことを指し、食材で言うと穀物・肉・魚・野菜などに含まれている「旨み成分」と言われているものがプリン体の正体です。)

 

尿酸値が高くなる理由って?

尿酸値の平均値は男女別で以下の通りとなります。

男性 4.0~6.5mg/dl
女性 3.0~5.0mg/dl

尿酸値が高いとされる基準値は「7.0mg/dl」となります。

この尿酸値についてですが、実は高くなる理由が明確には定まっておらず、人によってそれぞれ原因が異なるようなのです。(うち、1割は薬が原因)

原因をいくつかあげるとすれば、

・飲酒
・ストレス
・食生活
・薬剤による影響

この4点でしょうか。

飲酒は尿酸値をぐんと上げてしまう原因となりますし、中でもビールにはプリン体が多く含まれており、尿酸値を高くしてしまう原因の一つと言えます。

 

f:id:master3954:20170318171836j:plain

 

また、食生活も非常に大きく関係してくると言われており、肉食がメインの生活をされている方や海産物が好きな方は尿酸値が高くなりやすく、痛風へと繋がる原因となりかねないので、注意しましょう。

そして、尿酸値が高くなる人には次のような傾向があります。

・30歳以上であること
・油の多い食事を摂取することが多い
・アルコールを大量かつ頻繁に摂取する
・男性であること
・肥満傾向にある
・ストレスがかかる生活を送りがち

以上の項目に多く当てはまる方は要注意が必要です。

 

尿酸値で注意したい病気

痛風

尿酸が溜まっていくと、それが固まり結晶へと変化していきます。

この結晶が「痛風」を引き起こします。

痛風は読んで字のごとく、体に風が当たるだけでも痛いほど、体に痛みを伴います。

痛風は一度なってしまうと慢性化しやすいとも言われていますので、注意が必要です。

何もしていないのに身体に激痛が走る、また足が腫れてくるなどの症状は、痛風のサインである可能性が高いので、注意しましょう。

合併症

尿酸値が高い状態が続くと、生活習慣病を引き起こしやすかったり、合併症などの危険性が出てきます。

主な合併症として、

・糖尿病
・動脈硬化
・高血圧
・心筋梗塞
・脳卒中

以上の病気などがあげられます。

 

コーヒーがもたらすメリットとデメリット

メリット

コーヒーがもたらしてくれる尿酸値へのメリットですが、コーヒーには尿酸値を下げる効果があるのです。

これは、コーヒーに含まれている「カフェイン」に利尿作用があることと、交感神経を刺激する作用があることが理由となっています。

デメリット

そして、コーヒーによるデメリットですが、一見、利尿作用によって尿酸が排出されることは良いことに思えますが、交感神経が活発になると尿酸の生成も活発になるので、「高尿酸血症患者の方」にとっては良くないことなので、注意が必要です。

 

コーヒーの良い飲み方について

コーヒーが尿酸値を下げることに効果的なのはわかりましたが、コーヒーに含まれるカフェイン量は高いので、飲みすぎには注意が必要です。

1日の摂取量は多くとも2~3杯に抑えましょう。

 

f:id:master3954:20170318173211j:plain

 

また、缶コーヒーなどの「微糖コーヒー」などには、微糖と言えど、糖分が多く含まれているため、痛風などを気にされている方は飲みすぎないように注意してくださいね。

出来れば、無糖のコーヒーに牛乳を加える程度にすることがベストです。

それから、コーヒーを飲む際に合間に水を飲むなどの工夫をすると良いでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

尿酸値は放っておくと痛風を招く原因にもなりますし、健康上にも良くないことですので、日々の生活からまずは見直しをして、プリン体を摂りすぎないような食生活を心がけるとともに、コーヒーなどの尿酸値を下げてくれる飲食物等を上手に摂取するなどして、自身の健康を守っていきましょう。