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無気力症候群の原因と、その治し方について探ってみました!

無気力症候群(アパシーシンドローム)は、特定の事に対しての無気力、無関心などが続いている人達に用いられている用語です。

無気力の対象は、学生ならば学業、社会人ならば仕事といった本業に向くことが多く、無気力の状態が長引けば登校拒否や、出社拒否に至ることもあります。

自然と気力が回復して行く例もありますが、生活に様々な支障出てしまう事もあるため、無気力症候群は時に問題となります。

無気力症候群は、うつ病や不安障害などの疾患と比べると、疾患としてあまり確立されたものではありません。

様々な病態で生じると考えられているため、症候群というくくりで扱われています。

それでは、無気力症候群について、どんな状態でどのような原因でなってしまうのかお話ししていきます。

 

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無気力症候群になりやすい原因

無気力症候群の原因は、1つではありません。

その原因として、最も多い例をいくつか上げて見ました。

ストレス

一番の原因だと考えられるのはストレスです。

ストレスとは対決するか、回避のための努力をするというのが一般的な人間の行動ですが、アパシーシンドロームの場合は違います。

対決するでもなく回避するでもなく、自分がストレスを受けているという自覚が無いのです。

人格形成

大人の心が形成されずに人格自体が未熟で幼いということです。

子供の心をもって大人になって良いのは、ピーターパンくらいだと思います・・・・。

自分の幼さから周囲からの評価や自分の立ち振舞いや、立ち回り方を考えることが出来ずに、ふさぎこんで無気力症候群に陥りやすくなってしまう原因になってしまいます。

自己主張

自分の意思や気持ちが薄弱でどっちつかずで、日和見解的で主体性がないという性格も原因の要因となります。

自己を主張しなければならない場でも、どっちでもいいと言えるようでは無気力症候群が付け入るスキだらけかもしれません。

強すぎる自己主張は社会でいきづらくなる要因ですが、ある程度は自分の主義や主張を持って、ストレスをためない程度に自己主張をすることも大切です。

理想主義

理想は高く持つ方が良い仕事が出来たりして、結果として良好なことが多いものです。

しかし、現実の自分の足元を見ずに高い理想ばかりを考えたり、抱いていてはいけません。

いつしか理想と現実のはざまで自分自身のスタンスを受け入れられない程の状況に気づかされます。

 

無気力症候群になりやすい人

まじめ

カバンの中の、荷物は常に整頓され、スーツは折り目も正しく常に清潔。

性格は真面目でいつも目標に向かって努力を怠らない。

そんな隙の無い人は無気力症候群においては黄色信号かもしれません。

 

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若い男性

女性にも競争はありますが、特に若い年代の男性の場合は世間が競争意識を植え付けやすいという要素があります。

完璧主義

すべてにおいて妥協を許さない完璧主義な人はある意味見ていて気持ちが良い時もあります。

しかし、完璧主義な人ほど無気力症候群になりやすいのです。

失敗をした自分を許し受け入れることが出来ず、そのために落ち込み片も人並み外れて大きいのです。

プライドが高い

どんなことにも勝ち負けを気にする負けず嫌い、自分自身の価値にまで勝敗を付けてしまう程プライドが高い人は負けることへの恐怖感と常に対峙しています。

わずかでも自分が劣っていると感じた時、一番になれなかったという事実を受け入れることが非常に難しいのです。

受け入れることが出来ない劣等感と気が済まないという感覚から大きく自信を喪失し、無気力症候群に陥るのです。

 

無気力症候群の治療方法

無気力症候群を改善、克服するためには、カウンセリングや精神療法を中心とした治療や援助が必用です。

カウンセリングは、現在の無気力状態が本人の能力の結果ではないことを 、理解させ現状があくまでも一時期なものであると認められるように促します。

 

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また、現実的な社会での成功、不成功とは直接関りの無い部分で自分の存在価値が認められるようにする事なども大きなポイントです。

そして、最終的には自己確立が目標となります。

具体的に、現在の生活状況や、それについて考える内容を聞いて、その意味について話し合うとともに、新しい体験やしたいと思う事をするように勧めます。

また、当面の目標を立てて、時には一緒に解決策を考え、時には見守りアドバイスしながら、復学、復興への支援をしていきます。

アパシー状態は、幼少年期の育成歴や家族関係、個人の性格や特性が複雑にからみ合って起こるので、即座に症状を改善させる事は出来ません。

したがって、カウンセリング治療は長期的な展望のもとに気長に続けていかなければならないのです。

また、必用に応じて家族とも面談を行い、無気力になった背景や原因を説明して話し合いがもたれます。

大学生であれば指導教官や学生課職員、友人など。

会社員なら上司同僚といった周囲の関係者と協力態勢をつくることも大切です。

 

生活分析的カウンセリング

生活分析的カウンセリングは、現在したいと思ってることを、ラベル1枚につき1つずつ自由に書いてもらいます。

ラベルに書いた項目を、必要性と可能性に分けて点数化することで、自分にとって最も重要な目標を確認させます。

そして目標を達成するための行動計画を立て、1ヶ月毎にその目標を達成出来たか評価します。

カウンセラーは目標が達成出来た場合は称賛し、達成できなかったものに対しては、どうすれば達成出来るのか、その方法などについて、助言や指導を行います。

この方法は、実行に対する評価によって行動への動機づけが高まり、少しずつ回復させることが可能です。

ただし、生活分析的カウンセリングが効果を上げるのは、本業に無関心でもクラブ活動や趣味などには熱中できるような選択退却に対してとされます。

 

まとめ

無気力症候群は、自分の悩みや生活によって知らない内に自分がなっている可能性があります。

日常生活の中や社会で人と信頼や相談できる人間関係や家族がしっかり支えになって日々暮らす目的や目標が大事になって来るのでないでしょうか。