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眠りをコントロールできないナルコレプシーの予防と対処法

あなたは「ナルコレプシー」という病気をご存知でしょうか?

世の中には様々な病気がありますが、このナルコレプシーというのは睡眠障害による病気です。

分かりやすく説明すると、不眠症とは正反対の病気で、しっかり夜寝ているにもかかわらず、日中強い眠気に襲われることを言います。

それでは、過眠症ともいわれるナルコレプシーの原因や予防法、対処の仕方を説明していきます。

 

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具体的なナルコレプシーの症状

日中の会議などの大事な時間とかでも、強い眠気に襲われてしまうナルコレプシーの特徴を説明します。

強い眠気

大切なテストの時間や、親しい人と話をしている時にも眠ってしまいます。

このように、神経を使う場面でも眠ってしまうことがこの病気の特徴になります。

しかし、眠る時間は短く、一回の眠る時間は5分から20分くらいになります。

長くても30分くらいです。これも、ナルコレプシーの特徴になります。

そして眠りから目覚めた後は、頭の中はスッキリとしますが、数時間経過すると再び強い眠気に襲われます。

情動脱力発作

情動脱力発作とは、ナルコレプシーの症状の一つで、感情が強く変化した時に体全体の力が抜けて、体を支えることができなくなることをいいます。

ちなみに感情の変化とは、笑ったり怒ったりビックリしたりすることです。

この症状には個人差があり、先程説明したのは重い症状となります。

軽いものだと、軽く力が抜ける程度です。

この症状の時間はとても短く、一般的には数秒で元に戻ります。

そして、意識はハッキリとしていますので、現在の状態を理解することはできます。

睡眠麻痺

睡眠麻痺もナルコレプシーの特徴になります。

この症状を分かりやすく説明すると、金縛りになります。

これは、体が眠っている状態のレム睡眠中に意識があることによって、金縛りの状態になります。

通常ですと深い睡眠に入ってからレム睡眠がきますが、ナルコレプシーの方は眠りに入ってからすぐにレム睡眠がきます。

このことを睡眠麻痺といいます。

眠っている状態で意識があるので、金縛りをした記憶が残ります。

入眠時幻覚

入眠時幻覚とは、眠りに入った直後に、とてもリアルな夢を見る症状のことをいいます。

その夢はとても恐ろしいものばかりで、部屋の中に知らない人が見えたり、誰かに襲われたり、幽霊や気味の悪い動物が見えたり襲われたりすることがあります。

また、耳元で何かを呟かれることもあるようです。

このようなリアルな夢を見て逃げようとしても、体が動かない場合があります。

これは睡眠麻痺によって金縛りにかかった状態です。

以上、ナルコレプシーの症状を説明してきましたが、情動脱力発作や睡眠麻痺や入眠時幻覚は起こらない方もいます。

そして、睡眠麻痺や入眠時幻覚は健康的な方でも、不規則な生活などをすることによって体験する場合があります。

したがって、これらの症状が多く起きる場合は、「ナルコレプシーになっている可能性もある」くらいに思いましょう。

 

ナルコレプシーの原因

ナルコレプシーの原因は現在でも解明されていませんが、色々な説があります。

脳が眠るノンレム睡眠と体が眠るレム睡眠の切り替えが上手くいっていないことが原因という説があります。

また、オレキシンという物質が不足していることが原因という説もあります。

このオレキシンというのは神経伝達物質の一種で、視床下部の外側で作られ、摂食行動や睡眠や覚醒などをコントロールする役割をしています。

そのオレキシンが不足すると覚醒状態が適切に保てなくなると言われています。

そして、オレキシンが不足することによってナルコレプシーが発症することは理解されていますが、オレキシンが不足する理由が解明されていません。

遺伝による可能性もあるという説もありますが、そうとも限らないので何とも言えません。

 

ナルコレプシーの対処法

以上説明したような症状が頻繁に起こり、「ナルコレプシーかな?」と感じたら速やかに対処するようにしましょう。

対処する方法としては、まずは規則正しい生活を送るようにすることです。

夜更かししないでちゃんと眠るようにし、朝はいつまでも寝ていないで決まった時間に起きるようにしましょう。

そして、起きた時はなるべく太陽の光を浴びるようにすると良いです。

 

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またストレスを溜めることも良くないので、趣味や運動などでストレスを解消させましょう。

これらのことにより、質の高い睡眠がとれやすくなります。

それでもナルコレプシーの症状が治まらない場合は病院に行き、医師の指示を仰ぎ治療しましょう。

 

ナルコレプシーの予防法

ナルコレプシーを予防する方法は、まずは夜にしっかりと眠ることです。

ナルコレプシーは夜の睡眠とは関係していないような説もありますが、夜に質の良い睡眠をとることは大事です。

本来人間は夜に眠る生き物ですので、夜はちゃんと睡眠をとりたいものです。

また、睡眠の質を良くすることは大切です。

睡眠の質を良くするために規則正しい生活をして、栄養バランスの良い食事をとりましょう。

そして、部屋をできるだけ眠りやすい環境にすることも大切です。

これらのことにより、質の良い睡眠がとりやすくなります。

その他の予防法は、ストレスはなるべく溜めないようにしましょう。

ナルコレプシーの原因は解明されていませんが、遺伝やストレスも関係していると思われています。

日中の強い眠気や情動脱力発作は、ストレスを受けた時に起こることもあるので、ナルコレプシーとストレスは関係している可能性が高いと言われています。

そのため、趣味や運動などで上手にストレスを解消するようにしましょう。

 

まとめ

この病気の怖いところは、自分で睡眠をコントロールできないことです。

そのため、大事な場面で眠ってしまうことがあります。

そうなると、その病気のことを知らない人からは、変に思われることになります。

例えば、「やる気ないのか」と思われることもあるでしょう。

そのため、周りの人には病気のことを理解してもらうことも必要です。

ナルコレプシーの原因は現在でも解明されていませんが、生活習慣を改めて睡眠の質を上げることは健康のためにも重要なことです。